ただそれだけで片付けられてしまうのでは、健康な生活は成り立ちません。イギリスの調査によると、夫婦どちらかが糖尿病であると、もう片方も糖尿病になるリスクは2倍になると報告されています。何か具体的な対策が必要です。逆の発想をすると、仲が良い似たもの夫婦こそ一緒に減量に取り組むことができるはず。 一緒に「朝食を摂る」「飲み過ぎない」「寝る前には飲食しない」「毎日、体重計にのる」などです。健康習慣の中に、意外にも簡単に実行できる方法があります。それは、「早めに寝る」ことです。実際やってみると、夕食後の間食がなくなり、朝は早めに起きて、ウオーキングかジョギングする時間もでき、必然的に朝食も摂る、というような健康習慣が身につく、最も簡単なアイデアです。寝るときも一緒の仲の良い夫婦だからこそ、 一人で取り組むよりは、きっかけをつくりやすいはずです。子どもの肥満に、親の影響はどのくらいあるのでしょう。これまでの研究によると、両親がふたりとも肥満の場合、 一緒に暮らしている子どもの8。%は、肥満になるらしいのです。母親だけが肥満であると、その子どもは7。%、父親だけが肥満であると、その子どもは3。%、両親ともに正常体重ならば、子どもだけが太るという例はЮ%ということです。現在では、130以上の遺伝子多型が肥満に関連していることが分かっています。そしてまた、ヒトの成長の過程で脂肪細胞の増えやすい時期は3回あることも分かってきました。最初が、お母さんのお腹の中の胎児の時期、次が、生まれてからの1年間、そして3回目が、思春期です。この時期に太ると、痩せにくい体質になります。しかし、肥満の遺伝は3割程度。太るというのは、環境に大きく影響されることは、母親だけ肥満の場合と父親だけ肥満の場合の本来5。対5。でぁるはずの遺伝が再現されていないことからみても分かるのではないでしょうか。肥満は、体質に加え、生活習慣や環境にも大きく左右されるのです。日常生活で接する時間が長いお母さんの影響は、特に甚大です。次のような話を、いつも子どもの前で当たり前に話しているお母さんは要注意。


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