糖尿病は、かなり血糖値が高くならないと自覚症状が現れません。その自覚症状とは、のどが渇く、トイレの回数が増える、体重が減ってくるなどです。糖尿病発症前に肥満を経験されている方がとても多いことから、体重の減少は一瞬、士口報のように聞こえます。でも、運動もしてないのになぜ痩せるのでしょうか。 この時点で、さらにのどの渇きも覚えるようなら、糖尿病が発症している可能性があります。ようやくカラダが教えてくれたときには、すでに時遅し、なのです。糖尿病は何が怖いのでしょう。怖いのは、合併症です。糖尿病の三大合併症としては、@糖尿病性腎症からくる人工透析や腎移植、A糖尿病性網膜症からくる失明、B糖尿病性神経障害からくる神経症状の数々です。ED (インポテンツ)や下肢の壊死まで、神経障害の結果には、さまざまな症状があります。糖尿病合併症は、まず立ちくらみや手足のしびれといった「神経障害」の軽い症状から始まります。これは、糖尿病発症から5年くらいで現れてきます。次に「網膜症」。糖尿病発症から7.8年で現れます。最後に「腎症」。糖尿病を患ってから、10.15年で現れます。

 

 

神経障害の初期の自覚症状には、・両方の手や足の先がジンジンしびれる・両方の手や足の先がピリピリ痛む・安静時や睡眠時によく足がつる。普通に歩いていても、砂利の上を歩いているような感じがする。立ち上がる時よく立ちくらみがする。EDで立たない(EDの半数以上が糖尿病を抱えていると言われています)など、多彩です。古くから「脚気」を診断するために、脚の神経反射を確かめる方法があります。診察室で、膝の下をトントンと叩いて膝蓋腱反射を調べる、あれです。その腱反射がないと神経障害が疑われるわけです。神経障害が進むと、日常生活にも支障をきたすようになります。・水虫ができていても、痒く感じないから気づかない。怪我をしても、痛くないから傷口をそのまま放っておく。下肢が壊疸して腐り、足の切断に追い込まれるなどで、その症状はどんどん重くなります。ここまで進むと本当に悲惨です


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